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新型英検って?新型英検「英検S-CBT」と「英検(従来型)」の「同じところ」・「違うところ」
英検は何種類?
2021年度第1回から「英検S-CBT」と「英検CBT」が統合されました。
英検、英検S-CBT、英検S-Interview、英検 Jr.、英検 IBA
英検という名称の試験は5種類です。上記の文字をクリックしていただくと、それぞれの試験の公式サイトをご覧いただけます。
英検 Jr.、英検 IBA は小・中・高で学習進捗を測る審査基準が違うテストなのでこのサイトでのご紹介は割愛します。
みなさんがイメージする一般的な英検を以下では「従来型 英検」記載します。
「従来型 英検」は、1次試験の会場の種類と受験料で2種類に分かれます。
「英検S-CBT」は、ライティングの解答方式で2種類に分かれます。
ですから、「一般的にイメージされている英検」は、
4種類です
- 従来型 英検:本会場 ←文字をクリックすると公式サイトへ
英検協会が1次試験・2次試験の両方の会場を用意
実施級は、1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級
1次試験は(リーディング・ライティング・リスニング)
2次試験(面接官とのスピーキングテスト)
1次試験合格者のみが2次試験を受けることができます - 従来型 英検:準会場(現行方式) ←文字をクリックすると公式サイトへ
学校・塾・英会話教室などが団体で申し込む時に選択できる試験方法です。
実施級は、2級・準2級・3級・4級・5級
団体申し込みをする組織が、1次試験を実施する会場を用意して準会場として登録します。
準会場での1次試験合格者のみ、2次試験(スピーキング)を本会場で受験します。2次試験は英検協会が用意した会場が指定されます。コロナ対策のため大規模準会場については新方式が追加されましたが、当サイトでは該当しないので説明を割愛いたします。 - 英検S-CBT(新型英検) ←文字をクリックすると公式サイトへ
1日で( リーディング・ライティング・リスニング ・スピーキング)のテストを受けます
実施級は、準1級・2級・準2級・3級
ライティングの解答方式をキーボードによるタイピング型と、従来型の英検と同様の解答用紙への手書きによる筆記型から選択可能。コンピューター操作に自信のない方でも安心して受験できます。
リーディングと、リスニングの解答は、PC(コンピューター)画面上でのマウス操作による選択方式に変更となります。基本的なマウス操作ができれば問題ありません。

- 英検S-Interview(配慮型) ←文字をクリックすると公式サイトへ
CBT方式の受験が難しい方のための方式
実施級は、1級・準1級・2級・準2級・3級
合理的配慮が必要な障がいのある受験者様のみを対象に実施されます
対象となる方以外は受験することができません
従来型の本会場の1次試験と2次試験の2日程を活用し( リーディング・ライティング・リスニング )と(スピーキング)を全て受験します
何回受けられるの?
2021年4月から「英検S-CBT」は各検定期間(4月~7月)、(8月~11月)、(12月~3月)に2回まで受験可能です。
「従来型英検」は、本会場または準会場のどちらか一方で、各検定期間(4月~7月)、(8月~11月)、(12月~3月)に同じ級を1回受験可能です。
準1級・2級・準2級・3級は、各検定期間で「英検S-CBT」2回、「従来型英検」1回、合計3回。検定期間が年間3回なので、1年間に最大9回、同一級を受験できます。
1級・4級・5級は「従来型英検」のみ受験できるので、各検定期間(4月~7月)、(8月~11月)、(12月~3月)に同じ級を1回。1年間に最大3回受験できます。
「ダブル受験」て何ですか?
「従来型 英検」では、同じ試験日に1次試験を同じ会場で実施する級の中で、隣接した2つの級(例えば、2級・準2級)を一度に受験することができます。 お申し込みは、2つの級でそれぞれ行います。願書は2枚必要です。
※ 「従来型英検」で同一回に同一級の重複受験はできません。重複受験をした場合は両方とも無効になります。
※ 1級と準1級のダブル受験をする場合は、「1級を実施する会場・日程」で受験します。
「問題」や「級」認定や「英検CSEスコア」の内容や価値は違うの?
問題形式・難易度は通常の英検(従来型)と同一です。
実施方式の違いはありますが、問題形式や難易度、級認定、合格証明書発行、英検CSEスコア取得等はすべて同じです。
「級」の合否の他に、技能別に「英検 CSE スコア」で結果が表示されるため、自分の今の英語力や伸長度が一目でわかり、英検級のステップアップはもちろんのこと、生涯学習にも最適な指標として活用できます。
「英検 CSE スコア」 について詳しくは→ https://www.eiken.or.jp/cse/
何が違うの?
- 受検方式
- 受検できる級の種類
- スピーキングが受けられる条件
- 試験日程の多さ
- 受験料
級 | 従来型 (本会場) | 従来型 (準会場・現行方式) | 英検S-CBT (新型英検) |
1級 | 11,800円 | – | – |
準1級 | 9,800円 | – | 9,900円 |
2級 | 8,400円 | 6,400円 | 9,000円 |
準2級 | 7,900円 | 5,700円 | 8,500円 |
3級 | 6,400円 | 4,700円 | 7,200円 |
4級 | 4,500円 | 2,900円 | – |
5級 | 3,900円 | 2,500円 | – |
受験機会
英検(従来型)受験案内 https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/
新型英検 英検 S-CBT(PCと解答用紙併用1日完結型 / PC・データ入力1日完結型)
受験案内 https://www.eiken.or.jp/s-cbt/administration.html
級 | 従来型 (本会場・準会場) | S-CBT (新型英検) |
第1回 | 1次 6月 | 4月~7月 |
2次 7月 | 原則毎週土・日(一部平日あり) | |
第2回 | 1次 10月 | 8月~11月 |
2次 11月 | 原則毎週土・日(一部平日あり) | |
第3回 | 1次 1月 | 12月~3月 |
2次 2月 | 原則毎週土・日 |
「英検S-CBT」は、原則毎週土日実施です。また、一部エリアにおいては、平日・祝日も実施されます。
実施されているテストセンターは 全国47都道府県に1ヵ所以上設置されています。設置エリアは、暫時追加されているので英検サイトでご確認ください。
※現在コロナ対策で、当初とスケジュールが変更されたり、日程が変更になっています。英検受験を検討されてる方は、必ず英検協会のサイトを随時ご確認ください。
1次免除の場合はCBT会場で受験できるの?
できるようになりました(2021年8月より)
2021年8月1日実施分より、英検S-CBTに一次試験免除申請をして、スピーキングテストを受験することが可能となりました。
英検S-CBTの場合、準1級~3級の一次試験(リスニング、リーディング、ライティング)に合格し、二次試験(スピーキング)を受験していない方、あるいは不合格となった受験生は、英検S-CBTのWeb合否公開日の17時から一次試験免除資格を使用して申込可能となり、翌年度の同回まで一次試験免除資格を使用して申込可能です。
例:2021年度 第1回 英検S-CBTを受験(7月25日に受験、8月20日 Web合否公開)の場合
8/20 17時時点で申込受付中の検定から2022年度 第1回(7月31日)の試験まで一次試験免除申請可能となります。
詳しくはこちらをご覧ください。
なお、英検S-CBTで再試験となった受験生は、元の試験の年度回が基準となります。
例:2021年度 第1回 英検S-CBTを受験(7月25日に受験)して再試験となり、8月(2021年度 第2回の回)に再試験を受験した場合でも、一次試験免除資格を使用して申込可能となるのは、2022年度 第1回(7月31日)までの試験となります。
※再試験で取得した一次試験免除資格を申請する場合は、「再試験受験時の」合格年度・回次を入力してください。
従来型英検(準会場)受験のメリット・デメリット
メリット
- 受験料が安い
- ECCジュニアまたはホームティーチャーが用意した準会場で1次試験を受験
- ECCジュニア・ブランチスクールでレッスンを受けている受験生限定
- 移動が楽な場合が多い(教室での受験の場合)
デメリット
- 合否結果がECCジュニアセンターまたはホームティーチャーに送付されるので、本会場受験生より結果を受け取るのが遅い
- Webでの合否結果閲覧が本会場受験生より遅い
新型英検 英検 S-CBT のメリット・デメリット
メリット
- 従来型(本会場)より受験料が安い
- 受験日の選択肢が多い
- スピーキングテストを必ず受けられる
- 1日で全部の試験が終わる
- 1次免除で利用できるようになりの受験機会が増えた
デメリット
- 準会場受験より受験料が高い
英検®とは(実用英語技能検定)
https://www.eiken.or.jp/eiken/
英語検定協会公式サイトはこちら
幅広い世代に対応した国内最大級の英語資格試験
英検は社会で通用する英語、実用英語をはかる検定試験(資格試験)です。 英語の4技能のバランスを重視し、時代の動きに合わせて厳選された質の高い問題を出題しています。また、学習段階に応じて、日常会話から教養を深める社会的な題材まで幅広い話題を対象とし、試験としてだけでなく受験者が親しみを持ちながら知識を深められるよう工夫されています。 英検にチャレンジすることは自分の英語力を把握できるだけでなく、進学・就職・留学等でも多くのチャンスを手に入れることにつながります。 受験者は年間約360万人(英検IBA、英検Jr.との総数)、1963年の第1回検定からの累計では1億人を数える、人気の高い検定試験です。
関連リンク ▶ 英検の特徴とメリット https://www.eiken.or.jp/eiken/merit/
構成
英検には7つの級が設定されています。どの級からでもスタートできますので自分のレベルに合った目標を身近なところから設定し、無理なく確実にステップアップが可能です。
- 1級・準1級:品格のある英語使用者として国内外で高く評価される
- 1級:
- 一次試験 筆記試験(100分)、リスニング(約35分)
- 二次試験 面接(スピーキング)(約10分)
- 準1級:
- 一次試験 筆記試験(90分)、リスニング(約30分)
- 二次試験 面接(スピーキング)(約8分)
- 1級:
- 2級・準2級:使える英語の幅を広げ、世界へ飛躍する力を養う
- 2級:
- 一次試験 筆記試験(85分)、リスニング(約25分)
- 二次試験 面接(スピーキング)(約7分)
- 準2級:
- 一次試験 筆記試験(75分)、リスニング(約25分)
- 二次試験 面接(スピーキング)(約6分)
- 2級:
- 3級:英語の基礎を身につけ、一歩ずつ確実にステップアップ
- 3級:
- 一次試験 筆記試験(50分)、リスニング(約25分)
- 二次試験 面接(スピーキング)(約5分)
- 3級:
- 4級・5級受験申込者全員が受験できるスピーキングテスト開始
- 4級:
- 一次試験 筆記試験(35分)、リスニング)※一次試験の結果のみで級としての資格を認定級としての資格を認定
- スピーキングテスト 公式サイトへ https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/4s5s/
- 5級:
- 一次試験 筆記試験(25分)、リスニング(約20分)※一次試験の結果のみで級としての資格を認定
- スピーキングテスト 公式サイトへ https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/4s5s/
- 4級:
英語力測定方法
各級、合格・不合格で評価いたします。なお成績表には合否の他に、分野別得点、全問題に対する正解・不正解(○・×)、学習アドバイス、Can-doなど、受験者に対する充実したフィードバック情報を掲載しています。
実績
年間約360万人(英検IBA、英検Jr.との総数)、累計1億人の受験者数を数える検定試験です。 英検資格取得者は、約1,700校にのぼる大学・高校・中学の入学試験や単位認定で優遇され、海外留学においても、約400の機関で英語力証明の資格としてグローバルに認められています。特に2014年にはオーストラリアの5州の全州立高等学校において英検が準2級より認定されました。1963年の第1回より、50年以上にわたり日本の英語教育の指標として活用され続けています。
関連リンク ▶ 受験の状況 https://www.eiken.or.jp/eiken/merit/situation/
関連リンク ▶ 入試優遇・単位認定 https://search.eiken.or.jp/qualification/